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ゲーム語りやらライノベ語り。
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アバドン王2周目、まだ参章最初から進んでません。
またもうっかりまーじゃんにハマったワナ。60万ほど稼ぎました。というかお金を稼ぐとかよりも弱い相手についついムキになってやってるというのが現状であったりします。(強いトコには全然勝てないんだもーん)
なるみんが居るときにやるとメンバーに加えられるんですねv知らなかった…(をい
一度、なるみん、リリス(強)、クー・フーリン(並)でやったらめためたボロ負けしました。どうにもなりませんな。

そろそろ話しすすめようかと思ってます。凪と二人で修行の旅(違)でなきゃだし。


そんなこんなちょっと凪のその後を書いてみたくなったセオリーです。
カップリング云々苦手な方は続きは覗かない方向でお願いします。といっても別にえろかったりとかぐろかったりするわけではないですよ。

凪→ライドウ。みたいな。

時間なくて途中まで…ぼちぼち続き書くかもしれない。だってまだライドウ出てきてないし(をい
どうしても文章硬くなるよなー。うー。言葉知らないからそういうのが合わないんだよなぁ。
気にしないで読める方はどうぞーv(つか、全然推敲とかしてないし、一発書きなので、後々加筆したりとかしたい
あ!!六章最後ネタバレもあるので!!注意してください。

東京都矢来区筑土町

学生の利用が目立つ小さな駅に、その少女は降り立った。
その場には到底似つかわしくない風貌でどうやら独り言を言っているらしい。

「うぅ…腰とお尻が痛くなったセオリー……」
「遠かったよねー。あたしはそんなの全然関係ないからいいんだけど。」
「んーーっ!ずっと座ったままだというのがこんなにつらいプロセスだなんて。思わなかった…のです。」

腰をおさえて、伸びをする。
その、「その場に似つかわしくない風貌」とは、まず、すらりと長い足とそれに対応して長身。長い黒髪は日本人のそれとは違い、自然と軽くウエーブがかかっている。
肌の色は白磁のように白く、その彫りの深さはあきらかにこの国の者ではない。そして何より、色素の薄いペイルブルーな瞳が印象的だった。

独り言だと思われたその会話は、実は悪魔との会話であった。
この少女、「凪」が使役している「悪魔」。悪魔は只人の目に姿は映らず声は聴こえない。デビルサマナーと呼ばれる者にだけ理解される者なのだ。

凪は生まれながらにその資質があった。自分ではわかっていなかったのだが、師「第十七代目葛葉ゲイリン」との出会いで自分が特別な力を持っているのだと気づかされた。
その敬愛していた師匠も先の闘いで逝ってしまった。凪は「葛葉ゲイリン」の名を継ぐために、一人(と、仲魔一人)武者修行を続けていたが、それもそろそろ限界にきていた。
一人で続けていてもどれほどの上達ができているのかわからない。まして、先代ゲイリンからの指南といえば最後に教えてくれた一言だけであった。

「力だめしのつもりで、真っ向から挑むセオリー!!」
そう言って、凪は住み慣れた槻賀多村を出てきたのだった。

「こんなことでつらいなんて言ってるセオリーではないのです。早くライドウ先輩が居るっていう銀楼閣を見つけるのが今の最大のプロセス!」
凪は握りこぶしをぎゅっと強く握り、今まで見たことのない人通りの多い街並みを見上げた。
「……凪、ちょっと紅くなってない…?んふふ~v力試しよりもライドウせんぱいに会うのが楽しみなんでしょ~vわかってるんだから!」
その悪魔、小さい人型の、虹色の羽のついたハイピクシーはにやにやと凪を頬をつついてからかっている。
「ち、ちがっ!!そっそんな普通のガールみたいないいいいいい色恋沙汰なんてっ自分にはっ」
「ふう~んv」
凪は白い頬をさらに紅く染めてそのつつかれた頬を手で押えた。
「別にいいと思うけど~?普通に女の子したって」
ハイピクシーは、ひゅん。と大きく飛びのいて、凪を上から見下ろした。
「………」

さらに言うと、これらは全て、廻りの人には少女が一人で叫んでいるようにしか聴こえず、ひそかに微妙な注目を浴びていたのは言うまでもない。

「えー…と、」
気を取り直して、少女は以前教えてもらっていた住所を書いたメモを取り出し、地元の人に聴いてみるべく辺りを見回した。

「やめてください…っ」
路地の裏の方から、女性の声が聴こえた。
日陰になっていて姿ははっきり見えないが、袴を着た女性と数人の男性が居るようだった。
女性はいやがっていて、それに絡んでいる三人の男性。明らかに見苦しい展開だ。

「どこにでもこういうカテゴリーのピープルは居るものなんだな。」
凪は、女性にのばそうとしていた一人の男の手を掴み、後ろ手に捻った。
「痛ェ!!何だオマエ!」
「初対面のピープルをオマエ扱いするヤツに、名乗る名など持ち合わせてないセオリーだ」
握っていた腕をさらに強く締め上げると、靴底で背中を蹴り付ける。
「ぐぉ…!」
どうやら一人はそれでのびてしまったらしい。
「まったく、こんなガール一人に複数のボーイが群がるプロセスなど、許せないっ!」

一瞬の出来事だった。

「ふざけんな!こっちこそ見ず知らずなテメェに殴られる筋合いはねぇんだよ!」
と殴りかかってくる一人をひらりとかわすと、首の付根を手刀で一刀両断し、膝でみぞおちに追い討ちをかける。
そのままの勢いでもう一人の顔面に軽くグーを入れると、その場はすっかり静かになってしまった。

「本当に、ボーイの風上にもおけないカテゴリーの奴らだ」
軽くあしらった程度に、両手をパンパンと叩き、最後に殴った男の変形した顔を睨みつける。
「あ、あの。ありがとうございました」
女性は、静かな物腰でハンカチを差し出した。
肩より少し長いくらいのストレートの黒髪を、横の方だけすくって結わえている。
見た目にも気弱そうな女性であった。
「そんな、当然のセオリーですよ。気になさらないでください」
凪は差し出す手をやんわりと押し返して、その薄い桃色のハンカチを汚すことを拒否した。
「でもっ。本当に困っていたので…何かお礼をさせてください!」

それで凪は思いついた。

「それでは、この”銀楼閣”というビルヂングを教えていただきたいセオリーなのですが」


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